代表ご挨拶

高校中退社長の役割

阪神総研代表澤田晃宏

代表取締役 澤田 晃宏

 人生の大半を「記者」として生きてきました。そのキャリアを振り返った時、最も長い期間所属したのが、朝日新聞出版の週刊誌「AERA」編集部でした。私のような高校中退生はおらず、周囲は高学歴どころか、東大、一橋、早稲田、慶應といった超高学歴集団でした。

 大卒正社員記者には見えないものを書こうと、できる限り低い位置から物事を眺め、そこから見えるものの一つが、高卒就職者や海外からの出稼ぎ労働者(彼らの大半も高卒者)でした。2020年に『ルポ技能実習生』を出版して以降は、フリーランスとなって外国人労働者採用の実務業務にも携わるようになりました。縁あって、新卒高校生の採用コンサルティング会社に取締役として勤務した経験もあります。

 記者として取材し、そこで得た知見を実務に生かすーーそれこそが当社の強みです。公平にチャンスが得られる社会を目指し、日本、そしてアジアの非大卒者のキャリア支援を行なってまいります。

経歴

1981年、兵庫県神戸市生まれ。関西学院高等部中退後、建設現場作業員、男性向け実話誌編集者、週刊SPA!(扶桑社)編集者、AERA(朝日新聞出版)記者などを経て、フリージャーナリストに。2022年、高卒採用コンサルティング会社「ハリアー研究所」入社。取締役に就任。2024年に独立し、阪神総研株式会社を設立。同年、ベトナム人労働者支援のNPO「日越ともいき支援会」顧問に就任。編集長として外国人支援の専門誌『ともいきジャーナル』を創刊。著書に『ルポ技能実習生』などがある。

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